デザインは伝えたことが正解ではなく、伝わったことが正解。

デザインは伝えたことが正解ではなく、伝わったことが正解。

デザインは、と書いてますがコミュニケーションはと書き換えたほうが良いかもしれません。ぼくらをとりまく社会でコミュニケーションがどれほど必須の道具であるのかは言わずもがなのことです。

デザインという商売は、イコール広告でもあるのですが、どう伝えるかによって売れたりうれなかったりすることがあります。そうなんです、ぼくらデザイナーはというかぼくはと言って良いのですが、「どう伝えるか?」をずっと考えて広告をつくりだしているわけです。

でも、実は「どう、伝わったか?」が,もっと重要です。そこを知りたいのですが検証する術がありません。売れたか売れなかったはわかりますが、伝えることがちゃんと伝わったにもかかわらず売れなかったのか、伝わらなかったけどなぜか売れたのか、判断できないのです。

「とにかく勘と経験で売れたんだから、いいじゃん!」とか、オレはワタシは「今の時代を切り取る眼があるから売ることができますよ。」なんてのも再現性が低く、それこそ運や才能だよりではあっという間にクリエイターとしての役割を終えてしまいます。

なぜそれは売れたのか?なぜそれは人の心の琴線を揺さぶったのか?それを少なくとも50%ぐらいまで論理的に解析しておければ、そんなに失敗はしない。そう思っていたわけです。

シェア Twitter
home