「売れない」から抜け出せる付加価値という魔法
随分むかしからデザインは付加価値をつける役割を求められているますが、ちょっと前の付加価値というのは装飾としての付加価値でした。同じ商品なら、パッケージが良いほうが高く売れる。というように。
しかし現在の付加価値はそれだけではなくメソッドとしての付加価値なのです。
ではメソッドってどういうものかと言うと、たとえば、あるデザインをランサーズみたいなクラウドソーシングで1万円でつくることができたとします。でも、おなじようなものが有名なデザインコンサルに頼むと50万円の請求が来ます。(もちろん、同じではありませんが)
なぜ、それほどの差がつくのか?
実は、デザインはつくっただけでは、今は効果を発揮することができないのです。デザインは運用方法をまちがえると単なる装飾になってしまいます。それがわかっているからこそ有名デザインコンサルはそれを売りにしているのです。この運用に当たる部分が簡単に言うとデザインのメソッドです。
デザインの運用方法が提示され、コンサルとアフターケアがついているから50倍の値が付き、しかも有名デザインコンサルというブランドの安心感とクオリティで満足させることができるのです。
つまり、単なるデザインだけでは付加価値がつきにくいのです。
いまどきデザインの優劣は、技術の違いから生まれにくく、それなりに良いものが生まれる土壌にあります。しかし同じようなデザインでも商品でも「あなたならではの付加価値」をつけるようにすれば低価格戦争から脱出することができるのです。
それではどうすればいいのか?
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